ヤンキース・トーレスが代替選手としてオールスター選出

日本時間7月5日、ヤンキースのグレイバー・トーレスが代替選手としてオールスター・ゲームに選出されたことが明らかになった。今季ここまで19本塁打、OPS.896の好成績をマークしながらもオールスターの選考から漏れたトーレスは落胆を口にしていたが、トミー・ラステラ(エンゼルス)の代替選手であるブランドン・ロウ(レイズ)が故障者リスト入りしたことにより、2年連続のオールスター選出が実現した。

トーレスは「めちゃくちゃ興奮しているよ」と語り、2年連続のオールスター選出を喜んだ。「オールスター・ゲームでプレイすることは僕の夢だからね。それが叶ったんだから、とても興奮しているんだ。クリーブランドへ行って、オールスターで初めてプレイするのが待ち切れないよ」とトーレス。昨年はオールスターに選出されながらも故障によりプレイできなかったため、ついにトーレスの夢が実現する。

ヤンキースからは、すでにゲーリー・サンチェス、DJレメイヒュー、アロルディス・チャップマンの3人がオールスターに選出されており、トーレスは4人目。レメイヒューがファン投票の二塁手部門で選出され、選手間投票の二塁手部門で選出されたラステラに代わってトーレスが出場するため、同一チームからオールスター二塁手が2人誕生するという変則的な形となった。

トーレスは現在22歳だが、23歳の誕生日を迎える前にオールスターに複数回選出されるのは、ヤンキースではミッキー・マントルとジョー・ディマジオに続いて3人目の快挙である。新人王投票でア・リーグ3位にランクインした昨年を上回る活躍を見せている22歳の若きスター内野手が、夢舞台でどのような輝きを見せてくれるか楽しみだ。

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