ランボルギーニ 2019年上半期の販売台数も好調
ランボルギーニは、2019年度上半期の世界販売台数が4553台になり、前年同期比96%に達したと発表した。これは同社の最高記録を更新する数字となり、2018年通年の販売台数である5750台にも迫る勢いとなっている。
業績新記録のカギは「ウルス」
上半期の伸びを牽引したのはスーパーSUVのウルスで、2019年上半期の販売台数は2693台となっており、全体の半分以上を占めている。
またウラカン ペルフォルマンテのプロダクション終了と、2019年6月から納車が始まったウラカンEVOの登場があったウラカンシリーズは販売台数1211台を記録した。ランボルギーニのアイコン的存在、V12アヴェンタドールはSVJが功を奏して649台と好調を維持した。
アジア太平洋地域で売上が2倍以上に
ランボルギーニ最大の市場は今期もアメリカで、次いで中国、イギリス、日本、ドイツとなっている。最も販売台数が伸びたのはアメリカで、前年同期比で128%増の1543台を売り上げた。
また販売台数が2倍以上に伸びたアジア太平洋地域では1184台で、ヨーロッパ、中東、アフリカは前年同期比で67%増の1826台となった。
CEO:ステファノ・ドメニカリ氏のコメント
ランボルギーニは、一貫して好調です。5年連続の半期売上記録更新は、ランボルギーニのブランド、製品、販売戦略の持続力を裏付けるものです。
また、皆さまからご好評いただいているスーパーSUV ウルスは、生産開始から丸1年経ち、この新たな局面でさらなる成長拡大を牽引してくれた一方で、スーパースポーツカーもすばらしい結果をもたらしてくれました。
これを実現できたのはランボルギーニ・チームのおかげであり、彼らの情熱と献身、高い技術があってこそだと思います。