「梵天丸茄子」豊作祈願 山形・米沢市の夏の”冷た~い”名物

 米沢市の夏の風物詩、梵天丸茄子(ぼんてんまるなす)。米沢市内の漬物店ではナスの販売開始に合わせ、ことしの豊作を祈願する供養祭が7月4日に行われた。  

販売開始された梵天丸茄子の漬物。梵天丸茄子は、歯ざわりが良く、色つやが良いのが特長で、米沢市の夏の風物詩として知られている。市内で漬物の製造や販売を行う「内藤醸造」では、ナスの漬物の販売開始に合わせ、毎年供養祭を行なっていて、この日は生産者らおよそ40人が出席した。神事のあとは、採れたばかりの梵天丸茄子およそ3キロを塩と水で漬け込み、ことしの豊作を祈願した。梵天丸茄子は今月下旬から収穫のピークを迎える予定。また、ナスの漬け込み作業は4日から本格的にスタートし、9月末ごろまで続く。

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