県産☆(ほし)シイタケいかが 消費拡大へ生産者PR

シイタケの詰め放題販売を楽しむ買い物客ら=5日午前、宮崎市・宮崎山形屋四季ふれあいモール

 県産干しシイタケの消費拡大イベント「宮崎県産☆(ほし)しいたけ市」(県乾しいたけ振興会主催)は5日、宮崎市の宮崎山形屋四季ふれあいモールであった。県内5市町村の問屋や生産者部会10団体が出店。全国2位の生産量を誇る県産干しシイタケの奥深い魅力をPRしていた。
 七夕の「☆(星)」と「乾(ほし)」をかけた7日の「乾しいたけの日」を前に開催。会場では干しシイタケのほか、レトルトカレーなどの加工品も販売した。特に1袋千円の詰め放題の人気が高く、買い物客らは隙間なく入れていた。
 会場には試食のバター焼きの香りが立ち込め、誘われるように多くの買い物客が訪れていた。家族3人で旅行に来ていた台湾・嘉義市の頼静琳さん(52)は「日本のシイタケは肉厚でおいしそう。野菜炒めやスープで味わいたい」と話していた。

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