来日間近だ！ランパード監督が「発掘」しそうな若手選手7名

『FourFourTwo』は5日、「ランパード監督の下で恩恵を受けそうなチェルシーのヤングスター7名」という記事を掲載した。

先日フランク・ランパード新監督の就任を発表したチェルシー。補強禁止処分が課せられる可能性もあるため、若手選手の台頭が求められる状況だ。

もちろんクラブを熟知したランパードだけに、その選択肢を前向きに考えているはずだが…。恩恵を受けそうな7名の若手とは？

この18歳のクロアチア人GKはほとんど知られていない。NKザグレブのユースから2017年にチェルシーへとやってきて、今年はサットン・ユナイテッドへのローンも経験。ノンリーグでもUEFAユースリーグでも活躍し、今コアなファンから注目を集めている。

今夏はロブ・グリーンが放出されたためにサードキーパーの枠が空いており、このズィゲルがそのポジションを得る可能性はある。補強禁止処分が課せられるならば、尚更彼にとってはチャンスの1年になるはずだ。

ジェームズは昨季ウィガン・アスレティックにローン移籍し、チャンピオンシップ（2部）のクラブで公式戦46試合に出場した。素晴らしいシーズンを過ごしたと言えるだろう。

本職は右サイドバックであるが、左サイドもこなせる多用途のDFだ。6歳からチェルシーの下部組織で育成され、昨年はFAユースカップの優勝も経験。ザッパコスタが退団する可能性が囁かれているだけに、彼のブレイクも期待したい。

フランク・ランパードがダービー・カウンティに連れて行った21歳だ。2018-19シーズンには公式戦55試合に出場し、絶対的な信頼を受けた選手だと言える。イングランドU-21代表でも15試合でプレーし、まさに大忙しだった。

彼も6歳からチェルシーで育成された生え抜きであり、2015-16シーズンの最終節でデビューしてから3年が経つ。ギャリー・ケイヒルの後釜として、ランパード監督に重用されそうだ。

今回の明治安田生命Jリーグワールドチャレンジのメンバーにも選出されている。

ドミニカ共和国にルーツを持っているオランダ人DF。2016年にアヤックスの下部組織からチェルシーへと移り、現在はU-23のカテゴリでプレーしている左サイドバックだ。

先日までは「トップチームでのチャンスを得るためにチェルシーを離れたがっている」と伝えられていたが、新しい契約にサイン。スタンフォード・ブリッジでの成長を志した。

ユースではウイングバックもこなすなど、一つ前のポジションもこなせることは強み。マルコス・アロンソに頼っているエリアのバックアップとして重要な存在になるかもしれない。

2017年にエクセター・シティから獲得されたウェールズの天才は、昨季マウリツィオ・サッリ監督のメンバーに加えられてはいたものの、出場はFAカップでの2試合のみになってしまった。

とはいえ彼はまだ18歳であり、ウェールズA代表でもプレーしていることから経験は徐々に積んでいる。今季はプレミアリーグでのデビュー、そして定期的な出場機会を獲得したいところだ。

守備的ミッドフィルダーでも、センターバックでもプレーできるという応用力がある。それはランパード監督にとっても貴重だろう。今月日本でプレーするメンバーに入っているぞ。

フランク・ランパードがダービー・カウンティに連れて行ってブレイクしたもうひとりのヤングスターだ。メイソン・マウントは昨季11ゴールを決め、5つのアシストを提供した。

チェルシーではまだ1試合も出場していないが、ファンからの期待はかなり高い『お気に入り』である。2回のFAユースカップ優勝、UEFAユースリーグ優勝、U-19欧州選手権優勝、さらにその大会のMVPも獲得したタイトルホルダーだ。

エンゴロ・カンテとともに彼がプレーしたらどうなるのか？ファンの期待も、ランパードの期待も高まっているはず。早くに来日メンバーの一人だと報じられ、そのとおりとなった。

アブラハムは昨季ジョン・テリーがコーチングスタッフを務めるアストン・ヴィラにローン移籍し、40試合で26ゴールを叩き込んだ。チームを昇格プレーオフ優勝に導く活躍だった。

2004年にチェルシーへと加入してから、ブルーズではまだ3回しか出場がないものの、今季はトップチーム定着が求められるはずだ。モラタとイグアインがいないため、ジルーのサブはバチュアイと彼しかいない。バチュアイとの競争だったら…。

おそらく、フランク・ランパード監督の下でチェルシーのレギュラーの一人となるという夢が今季叶う可能性は高いだろう。彼も今月来日するメンバーの一人だ。