【MLB】25歳の大谷翔平を名物実況&解説は日本語祝福「タンジョウビオメデトウ」

アストロズ・バーランダーから本塁打を放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:AP】

名物実況ロハス氏は初回1死一塁の第1打席で日本語で祝福「ニジュウゴサイノタンジョウビオメデトウ」

■エンゼルス 5-4 アストロズ(日本時間6日・ヒューストン)

 エンゼルスの大谷翔平投手は5日(日本時間6日)、敵地のアストロズ戦で「3番・指名打者」で3試合連続フル出場。1点リードで迎えた3回2死走者なしの第2打席目で、通算214勝右腕・バーランダーから中越え13号ソロを放った。この日25歳の誕生日を迎えた大谷がバースデーアーチで自らを祝い、4打数1安打1打点。チームは5-4で勝利し、貯金1とした。

 25歳の誕生日に地元放送局も祝福ムードだった。初回1死一塁の第1打席。実況のビクター・ロハスさんは初球の94マイル(約151キロ)のフォーシームを空振りしたところで日本語で祝福した。

ロハス氏「ニジュウゴサイノタンジョウビオメデトウ」

 さすがの名物実況も照れ臭かったのだろうか。その後には「ショウヘイ・オオタニ、25歳の誕生日おめでとう」と英語で付け加え、舞台裏も明かした。「言うのに時間をかけたらつっかえると思ったので、できるだけ早く読みました」。

 ロハス氏の日本語祝福に、エンゼルスなどで通算132勝を挙げた解説のマーク・グビザ氏は「いいですね!」と反応。同氏は試合前に大谷を日本語で祝福したという。

グビザ氏「私も試合前にやりましたよ。聞き取るのに十分だといいのですが。誕生日おめでとう、ショウヘイ・オオタニ!」

 この打席は空振り三振に倒れたものの、1点リードの3回に中越え13号ソロ。名物実況&解説の祝福に応えるバースデー弾にもなった。(Full-Count編集部)

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