アルゼンチンとチリの対戦となったコパ・アメリカの3位決定戦。両チームともにガチメンバーで挑んだ一戦はまさかの展開が待っていた。
チリのエースFWアレクシス・サンチェスが前半17分で負傷交代。さらに、前半37分にはリオネル・メッシとガリー・メデルが一発レッドカードで2人とも退場にされてしまったのだ。
ゴールライン際で2人は肩をぶつけ合うなど衝突。パラグアイ人の主審がレッドを提示した後、かなり揉めることになったが、結局VARで見直すことはなかった。
『TyC Sports』によれば、メッシはこの判定に憤慨していたという。2-1で勝利したアルゼンチンは3位になったのだが、メダル授与の場に姿を見せなかったのだ。
あのジャッジとVARでの見直しがなかったことに怒り、抗議として、ひとりでロッカールームに残ることにしたという。
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メッシ本人は「僕らがこの腐敗の一部になる必要はないし、大会中は(自分たち対する)敬意が欠けていた」と運営に対して苦言を呈していたとのこと。