トラウト2発&大谷14号は空砲 アストロズサヨナラ勝ち

【エンゼルス10-11xアストロズ(延長10回)】@ミニッツメイド・パーク

アストロズは、3回表に一挙5点を失って逆転を許すなど、5回表終了時点で5点のビハインドを背負っていたものの、5回裏から反撃を開始。4点ビハインドの6回裏にユリ・グリエルの14号グランドスラムで一気に追い付き、マイク・トラウトの28号2ランで勝ち越された直後の8回裏には、ヨルダン・アルバレスの2点タイムリーで再び同点とした。そして、延長10回裏一死二塁からジョージ・スプリンガーのタイムリーでサヨナラ勝ち。アストロズ7番手のライアン・プレスリーが今季2勝目(1敗)をマークし、エンゼルス7番手のテイラー・コールは今季初黒星(0勝)を喫した。

2回裏にアストロズがトニー・ケンプの6号2ランで先制した一戦は、3回表にエンゼルスが大谷翔平の14号2ランなどで5点を奪い、逆転に成功。その後、エンゼルスはジョナサン・ルクロイのタイムリー三塁打などでリードを広げたが、アストロズは5回裏にタイラー・ホワイトのタイムリー二塁打などで2点を奪い、3点差とした。6回表にトラウトの27号ソロでエンゼルスがリードを4点に広げるも、その裏、アストロズはグリエルが同点満塁弾。8回表にトラウトがこの試合2本目の一発を放ったが、アストロズがすぐさま同点とし、最後はスプリンガーが打ち合いに終止符を打った。大谷はファーストゴロ、14号2ラン、セカンドゴロ、センターライナー、ショートゴロ、空振り三振で6打数1安打2打点。打率.303、14本塁打、38打点、OPS.924でメジャー2年目の前半戦を終えた。

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