世界中の難民に服を

 ◎…誰かの役に立って―。宮崎市・住吉中は世界中の難民に着なくなった子ども服を送る活動に取り組んでいる。8日は衣服の役割を考える出前授業があり、1年生約180人が出席した=写真。
 ◎…活動を支援する大手衣料品店・ユニクロの社員が講師を務めた。服の役割について「病気や寒さから命を守るだけでなく、気持ちも明るくする」と説明。地域から服を集める方法を話し合った。
 ◎…同年代の子どもを助けることに日高汐遥(しおん)さん(12)は「世界中で喜んでもらえるよう皆で協力したい」と意欲を高めた様子。各家庭のたんすの肥やしは子どもたちの心も育てそうだ。

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