巨人が阪神に競り勝つ 広島5年ぶり9連敗、中日は41歳山井が3勝目…8日のセ・リーグは?

中日・山井大介【写真:福谷佑介】

ヤクルトは山田大が6回途中3失点で移籍後初勝利

 セ・リーグは8日、各地で3試合が行われ、巨人、中日、ヤクルトがそれぞれ勝利した。

 巨人は敵地・甲子園球場で阪神と対戦し、4-3でシーソーゲームを制した。初回に大城の適時打で先制されたが、先発の菅野が踏ん張れずに逆転を許す。4回に菅野自ら適時二塁打を放ち再び追いつくと、6回には大城のソロで勝ち越した。7回に再び追いつかれたが、8回に決勝点。1死から岡本が安打で出塁すると、代走の増田大が牽制悪送球と盗塁で三塁へ進み、陽岱鋼の適時打で勝ち越した。阪神は8回のジョンソンが崩れた。

 広島は敵地ナゴヤドームで中日と戦い、2-3で敗れて5年ぶりの9連敗を喫した。先発の九里が初回にいきなり2点を失うと、打線が中日の先発山井の前に沈黙。7回まで鈴木のソロの1点のみ、わずか2安打しか打てなかった。9回に反撃に転じて1点を返したものの、及ばずに泥沼から抜け出せなかった。中日は2連勝。山井は球界最年長投手となってから初勝利をマークした。

 ヤクルトは本拠地・神宮球場でDeNAに5-3で勝利した。初回に2点を先制されたが、2回に中村の2点適時二塁打、廣岡の2号2ランで4点を奪って逆転に成功。先発の山田大は6回途中まで6安打3失点と粘投し、ソフトバンクからヤクルトに移籍後初勝利をマークした。DeNAは先発の飯塚が2回4安打4失点と炎上して敗れた。

1 巨人 78試合46勝31敗1分 .597 -
2 阪神 82試合39勝39敗4分 .500 7.5
3 DeNA 80試合38勝40敗2分 .487 1.0
4 広島 82試合38勝41敗3分 .481 0.5
5 中日 78試合35勝43敗0分 .449 2.5
6 ヤクルト 82試合33勝47敗2分 .413 3.0(Full-Count編集部)

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