志尊淳 “& 文学” ~好きと言葉にしなくてもいいかなと思ってしまう~
「&文学」編! テーマは“原作ものを演じるときに心がけていること”
出演中のドラマ「潤一」「Heaven?~ご苦楽レストラン~」など、原作ものへの出演も多い志尊さん。デビュー作のミュージカル「テニスの王子様」や映画「帝一の國」のように、原作の世界観を忠実に再現する作品もあれば、ドラマ「きみはペット」(フジテレビ)や映画「覆面系ノイズ」のように、現場の空気感を大切にしながらアレンジしていく作品もあり、それぞれの違いを楽しんでいるそう。
ドラマ化されるほどの人気作品は、当然多くのファンがいるので、最初は原作ファンの声をかなり意識して演じていたそう。最近はあまり気にしなくなったものの、実写化を手放しに喜べないファンの方々の複雑な気持ちも分かるので、「原作をリスペクトしつつ、キャラクターを生かしながらリアリティーを持たせるよう意識して演じていきたい」と「潤一」「Heaven?~ご苦楽レストラン~」の話も交えつつ語ってくれました。
原作もので難しいと感じているのは、実は「少女漫画」。「壁ドン」や「アゴくい」など、すべて分かったような感じで演じているのかと思いきや、「女性がどこでキュンとするのかポイントが分からない」と志尊さん。「普段は『好き』なんてあまり言わないじゃないですか?」と、少女漫画の胸キュンのセリフも最初は少し恥ずかしかったと教えてくれました。もし彼女がいたとしても、毎日「好き」とは言わないタイプだそうで、「言葉にして伝えなくてもいいかな、と思ってしまいます」と、硬派で照れ屋な一面も。またラブストーリーに出演する志尊さんが見たい!と思ってしまいました。
今回で「&文学編」は最終回。次回からは放送中のドラマ「Heaven?~ご苦楽レストラン~」の現場に潜入し、「『&Heaven?』密着編」をお届けします!
☆メッセージ&撮影メーキング動画を公開中!☆
撮影/GENKI(IIZUMI OFFICE) ヘア&メーク/仲田須加 スタイリング/手塚陽介
【プロフィール】
志尊淳(しそん じゅん)
1995年3月5日東京生まれ。魚座。A型。「Heaven?~ご苦楽レストラン~」(TBS系)、7月12日(金)スタートのドラマ「潤一」(関西テレビ)に出演中。10月より上演スタートのNODA・MAP第23回公演「Q:A Night At The Kabuki」への出演も控える。