エコプラザ、公社上告せず 施工3社の責任追及断念

 宮崎市大瀬町の廃棄物処理施設「エコクリーンプラザみやざき」の浸出水調整池の破損を巡る損害賠償訴訟で、6月に控訴審判決が出たことを受け、施設を運営する県環境整備公社(宮崎市、金丸政保理事長)は9日、上告しない方針を決めた。控訴審判決では、賠償を求めた施工4社のうち1社の過失を認めた一審判決を支持しており、同公社は「最高裁で判断を覆すのは難しいと判断した」などとしている。

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