松浦火力発電所で不具合、運転停止 電力供給に影響なし

 電源開発は9日、松浦市志佐町の松浦火力発電所1、2号機(石炭火力、計200万キロワット)について、設備トラブルのため運転を停止した。同社から電力を受ける九州電力によると、不足分を関西電力から一時融通してもらい、電力需給に影響はなかったという。
 電源開発松浦火力発電所によると、発電した際の排ガスに含まれる窒素酸化物(NOx)を取り除く装置に不具合が生じ、午後5時20分に運転を停止した。同10時現在、復旧作業を続けている。

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