「ふじキュン♡」限定切手も 藤沢市と日本郵便が連携協定

包括連携協定を結んだ藤沢市の鈴木市長(左)と市内郵便局の3局長

 神奈川県藤沢市と日本郵便市内郵便局は5日、日本郵便がオフィシャル・パートナーを務める東京五輪・パラリンピックや、シティープロモーション、安全・安心をメインテーマに包括連携協定を結んだ。郵便局の機能、人的資源を生かし地域活性化と市民サービスの質的向上を図る狙い。

 同日、鈴木恒夫市長と藤沢郵便局の濱田英敏局長、藤沢北郵便局の渡邊利美局長、藤沢南仲通郵便局の木村康直局長が、協定書に調印した。

 鈴木市長は「協定締結を機に暮らしやすさや支え合いの地域社会といった市の重点施策をさらに進めていきたい」と述べ、地域に手厚いネットワークを持つ郵便局との連携に期待を込めた。

 両者が連携するのは▽東京2020大会の機運醸成▽シティープロモーション▽安全・安心の地域の見守り-の3分野。具体的には、東京五輪セーリング競技が江の島で行われることを踏まえ市が立ち上げた市民応援団「藤沢ビッグウェーブ」への協力、市の公式マスコットキャラクター「ふじキュン」限定切手の販売(10月開始予定)、高齢者の孤立や認知症高齢者の発見・通報、こども110番への協力、防犯、交通安全啓発などに連携して取り組む。

© 株式会社神奈川新聞社