<レスリング>男子フリースタイルの全日本チームが石川・志賀町でアゼルバイジャンとともに合宿スタート=写真追加

 男子フリースタイルの全日本チームが7月10日、石川・志賀町でアゼルバイジャン・チームと合宿をスタートした。アゼルバイジャンは来年の東京オリンピックに際し、志賀町とホストタウンの契約を締結。事前合宿をしてオリンピックに臨む。ちょうど1年前、事前調査を兼ねて来日し、この機に両国の合同練習でお互いの実力アップをはかることになった。

 今回来日したのは、ジュニアやU23世代で、実力的には日本代表選手の方がやや上だが、男子フリースタイルの井上謙二・強化委員長(自衛隊)は「(外国選手特有の)返し技や、もつれた時の粘りがあり、いい練習ができている」と、初日の練習を振り返った。

 非オリンピック階級の世界選手権代表は未定だが(21日に決定)、オリンピック階級の6階級で代表が決まったことで気分は一新。「今回決まった6選手を軸に、世界選手権へ向けて強化をしっかりしたい」と話した。

 合宿は、町の総合武道館と総合体育館を拠点に17日まで予定され、練習試合が2度組まれている。(写真=チーム提供)


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