預けてみて分かった!保育園選びでママCAがチェックしたい3つのポイント

ママCAの保育園選びのポイントは?

産休・育休が明け、フライトに復帰するママCAにとって最も大きな関心事は子供の預け先。

 

中には保育園が決まらないままで育休終了日が来てしまって、家族に預けて働く方もいるかもしれませんが、基本的には保育園が決まり次第、職場復帰の日が決定するという流れになっています。

 

早朝から深夜まで昼夜問わずフライトするCAなので、できるだけ開園時間が長い保育園が助かるのですが、「預けやすさ」は単純に開園時間だけで判断できない、というのが実際に預けてみた今思うことです。

今回は実際に預けてみて分かった、ママCAが保育園選びの際にチェックしたい3つのポイントをご紹介します。

 

開園時間と土日祝日対応

まず調べておきたいのは、やはり保育園の開園時間。保育園も認可・認可外とあって、それぞれ条件も異なってきます。

 

決まった時間帯だけ働くとは限らないCAなので、朝保育園に送ることはできてもお迎えの時間には間に合わないなんてことや、その逆もしばしば。そうなると、できるだけ長い時間開園している園に預けられるのがベストですよね。

 

認可保育園の開園時間は朝7時から夜7~8時の間が多く、認可外保育園だと夜10時まで開園しているところもあります。

 

また、市町村にもよりますが、土日祝日も預けられるところや、夜間保育をしているところもありますので、ここもリサーチポイントです。

 

年末年始やGWなど世間の連休対応

早朝・深夜や土日祝日に加えてCAママが頭を悩ませるのが、年末年始やゴールデンウィーク、お盆などの連休。世間はお休みですが、航空会社にとっては繁忙期で人員を増やして働かなければいけない稼ぎ時です。休みを取りづらい時期ですよね。

 

そんな、CAをはじめ空港関係者にとって便利なのが空港内にある保育園です。羽田空港の「アンジュ保育園」や成田空港の「NAA保育ルーム たんぽぽ」などが有名です。空港の保育園はシフト勤務で働く空港関係者向けに造られたとあって、年中無休なのが特徴。

 

自分の出勤や退勤する時にそのまま寄れるので、毎日の送迎もわざわざ違う場所に出向く手間が省けるというメリットもあります。そんな空港関係者に優しい保育園なので、当然競争率は高めです。

 

ただ、空港関係者向きとは言っても、皆が預けているわけではなく、パパが送り迎えをする日のことを考えてあえて違うところに預けている方もいます。

 

預けやすいと感じるかも人それそれだと思いますので、見学なども含めてしっかり見極めるようにしたいですね。

 

 

体調不良時の対応

実際に預けてみて感じたのは、預けやすさは時間帯や利便性だけではないということ。

 

例えば子どもの体調不良の時の対応方法です。

 

私の預けている園では37.5℃以上の発熱があればすぐに呼び出しされます。園内で一度でも嘔吐があった場合も同様です。

 

また自宅で嘔吐した場合、その日は登園させずに自宅で様子を見るように言われます。可能なら医療機関に受診して原因を報告しないといけません。

 

ある園では鼻水が出ているだけで登園を控えるように言われるようです。集団感染を防止するための対策だと思いますが、このような場合、急な欠勤が難しいCAにとっては対応しきれないというのが本音です。

 

フライト中ならもちろん急な呼び出しをされても早退することもできませんし、実家の両親なども頼り、家族ですぐ対応できる体制をとっておかないといけません。

 

また、ある保育園ではすぐに迎えに来ることは難しいことはわかっているので、発熱したり1度や2度嘔吐しても連絡だけはするけれど、すぐに呼び出さず園で様子を見てくれるとのこと。

 

同じ体調不良でも、園によってこんなに対応が違うのかと驚きました。

 

大事なのは情報とママ友ネットワーク

このような細かい対応に関しては、実際に預けてみないと分からない部分も多いのですが、そのために有効活用したいのがママ友との情報交換。実際にその園に預けているママから話を聞ければ、より具体的な保育園選びに繋がります。

 

同僚CAの間でも、保育園の情報共有は活発に行われています。子育てするにあたって、情報を得ることはとても大事。先輩ママがいたらぜひ積極的に聞いてみましょう。

 

最後に、保育園選びの重要性についてご紹介しましたが、現実問題として待機児童も多く、選り好みできないのが現実かもしれません。

 

入れるところに入るというスタンスで、あとは何とかそれに合わせていくということが必要になるケースも多くあり、そのような場合には保育園以外の預かりサービスを利用する選択肢も出てきます。

 

次回は保育園以外ではどんなところに預けられるのかをご紹介いたします。

 

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