「久保建英と同等以上の評価!レアルユースの大器3人」

レアル・マドリーのトップチームに帯同している久保建英。

ここでは、『Transfermarkt』を参考に、久保と同等以上に評価されているレアル・マドリー・カスティージャの選手を調べてみた。久保の市場価値は200万ユーロ(2.4億円)だ。

なお、バジャドリーへのローン移籍が決定したホルヘ・デ・フルトスらは除外した。

DF:ハビ・サンチェス

市場価値:200万ユーロ(2.4億円)

1997年生まれの22歳、スペイン

地元ヘタフェで生まれ、7歳でレアルのカンテラに加入したディフェンダー。

189cm76kgと屈強なフィジカルはないものの、ピッチ上で存在感を発揮する選手だそう。ポジショニングや危険察知力に優れるほか、両足を使え、最終ラインからボールを持ち上がるプレーも。

トップチームの守備陣に怪我人が相次いだ昨シーズン中頃、当時のサンティアゴ・ソラーリ監督によって急遽トップチームに招集。10月末からの2週間足らずで、コパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグ、リーガでトップデビューを果たす。

コパではいきなりゴールまで決めるなど評価を高めると、バジャドリーやレアル・ソシエダ、ボーンマスが獲得に乗り出したとか。ただ、レアル側に売る意思はなく、リリース条項を3億ユーロ(365億円)に設定したとも。

なんでもカスティージャではソラーリ監督に重用されていたそうで、地元メディアはハビ・サンチェスを「リトルボス」とも評している。

MF:アレイシ・フェバス

市場価値:400万ユーロ(4.8億円)

1996年生まれの23歳、スペイン

カタルーニャ州の出身ながら13歳でレアルのカンテラ入り。

カスティージャからエスパニョールへ移籍するとスペイン代表にまで成長したDFマリオ・エルモソ(1995年生まれ)と同世代で、フェバスも同じような期待を寄せられてきた。

いまだにトップデビューを果たしていないが、2年前からすでにスペイン1部リーグクラブが関心を示していたとか。

ここ2シーズンは2部のサラゴサとアルバセテにローンされ、2シーズン連続で40試合以上に出場し昇格プレーオフも経験。後者では元カスティージャの指揮官だったラミス監督のもとで重用された。ただ、ジダンからもソラーリからも、レアルのトップチーム入りの声はかからず。

『Marca』によれば、来季1部に昇格するマジョルカへの完全移籍が決定する見込みだそう。今後マジョルカから他クラブへ移籍した場合、その移籍金の50%をレアルが得るという契約になるとも。

そんなフェバスが「全てのカンテラーノのお手本」と評していたセルヒオ・レギロンも来季はセビージャにレンタルされる。

FW:クリスト・ゴンサレス

市場価値:500万ユーロ(6億円)

1997年生まれの21歳、スペイン

テネリフェ島の出身で弱冠16歳にしてテネリフェでデビューするとスペイン2部で50試合以上に出場。その後、2017年にカスティージャに移籍した。

テネリフェを愛するものの、リスクを承知の上でレアル行きを決めたとのこと。なんでも、バルセロナを断ってレアルを選んだとか。

上背は180cmに満たないが、本人も言うように多くの攻撃的ポジションをこなせる。

一昨季は11ゴール、昨季は20ゴールを叩き出し、カスティージャのクリスティアーノ・ロナウドと呼ばれるまでに成長。2019年1月のベティス戦でレアルのトップデビューを果たしている。

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