もなか、ようかん・・・ 平兵衛酢加工品、次々登場

平兵衛酢の皮を使ったようかん(写真右)と大福(左)

 日向市の特産品「平兵衛酢(へべす)」を使った菓子など、加工品開発の動きが広がっている。平兵衛酢の知名度は向上しているが、地元企業や生産者はさらに付加価値を高めることで価格安定につながればと期待を寄せる。同市財光寺の和菓子店「桃乃屋」(河野洋一代表)には、平兵衛酢の皮を使ったもなかやようかん、大福など6種類の商品が並ぶ。皮は渋味があり時間がたつと変色するのが難点だったが、約5年の試行錯誤の結果、独自の加工法を編み出した。

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