釣りに、サファリハットを被っています!
皆さんは釣りの時、何を被りますか? 筆者は、サファリハットとキャップを使い分けて使っています。
サファリハットとは、トップが平らでツバが360度あり、柔らかい素材で出来ている帽子のこと。
日焼けを防いだり、雨天で視界を保ったりするのにとても便利なギアで、ブーニーハットやジャングルハットなどとも呼ばれています。
今回は、サファリハットを3年間使って感じた、釣り用サファリハットの選び方をご紹介したいと思います!
釣りとサファリハットの相性は?
そもそも、釣りにサファリハットってどうなんでしょうか?
まずは釣りとサファリハットの相性について考察してみましょう。
日焼け・紫外線対策にGood
筆者がキャップを被って釣りをしていた頃は、耳に直射日光が当たるとかなり暑く感じ、日焼けしてしまうのが悩みのタネでした。
サファリハットにしてからはその悩みも解消。ツバが大きい分、日焼け対策しやすいことが挙げられます。
ハットに記載のある“UPF”とは、日焼けを引き起こす紫外線から肌を保護する数値です。
この数値は「素肌の状態で15~20分程度で日焼けする紫外線量」を基準にしています。
UPF 50+は、基準となる20分の50倍、約16時間半以上紫外線の下にいても肌を守り通せる、ということ。
紫外線から保護してくれるUPF値の高いモデルが多いのも、サファリハットの魅力のひとつです。
急な雨!でも大丈夫
釣りをしていて急に雨が降ってくることもしばしばありますが、防水加工のサファリハットなら頭や顔を雨から守るだけでなく、視界の確保にも役立ってくれます。特にゴアテックス素材を採用しているものは、レインハットとして最適でしょう。
防水加工が施されていないものでも短時間なら大丈夫です。ただ、当然のことながらしばらくするとポタポタと滴り落ちてきてしまいます。
視界を確保しやすい
眩しさや雨による水滴で視界が確保しにくい時、サファリハットを被っていると快適です。
また、晴れの日にキャップを被っていると偏光サングラスのレンズ裏面への映り込みが気になりますが、サファリハットを被ることで改善されました。
お洒落の幅が広がる
「釣りもお洒落に楽しみたい」という釣り人は少なくないのでは。パナマハットやハンチング、フラットバイザーキャップなどお洒落な帽子が種々あるなかで、サファリハットはアウトドア感が強めな帽子です。
しかし、アウトドアの型に囚われないタウンユース的な着こなしも可能で、サファリハットを1つ持っているだけでもお洒落の幅は広がります。
ON/OFFしやすい
これは釣り意外の時にサファリハットを持ち運ぶと感じることですが、被る、脱ぐという動作が多いときに便利だと感じます。
被らない時に折り畳んでバッグに収納する事ができるのは、サファリハットならでは。かさ張らずにコンパクトに持ち運べるのも魅力のひとつに思えます。
風の影響を受けやすい一面も
サファリハットはツバが広い分、風の影響を受けやすくなります。風を遮る物のない海や風が強い日は、ツバがバタバタとはためいて気になるかもしれません。
あご紐を締めれば風で飛ばされるのを防ぐことができ、特に、耳の後ろに紐を通して締めることでしっかりと固定されます。
釣り用サファリハットの選び方
それでは、釣り用にサファリハットを選ぶ際に注目したいポイントをご紹介します!
透湿・速乾仕様かどうか
釣りをしながら長時間被っていると暑さやムレが気になってくるため、透湿・速乾仕様かどうかや、ベンチレーション(換気)機能の有無は重要なポイントです。
ノースフェイスのホライズンハットのように2層構造になっていると、雨が降ってきてもすぐには浸水しないため安心ですね。
全天候型のモデルかどうか
サファリハットのなかには、防水仕様のものやゴアテックス素材が採用されたものもあります。筆者の使っているサファリハットは通気性が良く快適なのですが、全天候型のモデルではないため雨が降ると帽子の内部に浸水してしまいます。
防水仕様のハットはベンチレーションが付いていないものが多いかもしれませんが、透湿・速乾素材を採用した全天候型のモデルであれば天候を気にせず快適に被ることができるでしょう。
ツバの広さはどのくらいか
ツバの広さを気にする人はあまりいないかもしれませんが、筆者がサファリハット選びで気にしているポイントのひとつです。ツバが広いものは日陰となる部分が多くなり、日焼け対策や水面の視認性という点で優れます。
しかし風が強い日や、風の強い場所へ釣りに行く場合はサファリハットではなくキャップを選んでしまうのも事実です。オフショアでの釣りなど風が出やすいポイントで使うなら、ツバの小さいブーニーモデルがオススメ。
あご紐・コードストッパーの有無
コードストッパーとは、あご紐に付いている上下する部品の一般的な名前です。コードストッパーには様々な種類があり、なかには上下させにくいものもあります。
急に風が吹いた時に簡単に動かすことができ、扱いやすい仕様のものを選ぶとより快適です。コードストッパー単体でも市販されているので、気になるものがあれば試してみても良いかもしれません。
また、筆者の相方F君はあご紐を取り外せるタイプものを使用しています。不要な時に取り外せるのは便利そうですが、取り外すシチュエーションは限られおり、意図せず所で外れてしまうトラブルも起きているとのこと。
筆者はあご紐が取り外せないタイプのものを使っており、それを不便に感じたことはありません。しかし、無風の日に被ったり、洗濯やお手入れをしたりする際は紐が取り外せると便利かもしれませんね!
釣りにサファリハットはアリです!
アウトドアにサファリハットが適しているということは今更なことかもしれません。しかし、敢えて今回は釣りに焦点を当て、サファリハットの選び方を考察してまいりました。
あらゆる状況下で視界の確保がしやすく、日焼け対策もバッチリのサファリハット。まだ被ったことがないという方は、是非一度試されてはいかがでしょうか。
注目のサファリハット
コロンビア ピルチャックピークブーニー
出典:Amazon
どのショップでも在庫が残り僅かとなっているアイテムで、男女兼用モデルです。ベンチレーションがむき出しではないので、通気性に優れながらも突然の雨でも安心して被っていられそうです。ツバが短めで下向きに広がるブーニータイプ。
ノースフェイス ホライズンハット
出典:Amazon
人気アウトドアブランド、ザ・ノース・フェイスのサファリハット。2層式のベンチレーションで雨にも対応しやすく、フィット感の調整が可能なアジャスターコードを搭載するなど機能性に優れています。額に触れる部分から360度に渡って吸汗性に優れた生地が使われている点も魅力です。