夏の高校野球の神奈川大会1回戦で13日、1990年以来の頂点を目指す横浜商(Y校)が6ー0で旭を下した。16日の2回戦で大楠と対戦する。
Y校は先発の篠崎悠人(3年)が9回を1安打8奪三振で完封。力のあるストレートを武器に、三塁を一度も踏ませなかった。
打線も初回に笹川吉康(2年)の右翼越え二塁打、関大斗(3年)の適時打で2点を先制すると、三回にも笹川が適時二塁打で突き放した。
古豪復活を託される篠崎は「まだ1回戦だし、納得いく勝ち方ではない。まずはほっとした」と安堵の笑みを浮かべた一方で、「公立で私立を倒して甲子園にいくためにY校を選んだ」と表情を引き締めた。