グラバー園(長崎市南山手町)の管理事務所に、英国人貿易商トーマス・グラバーや妻ツルをモチーフにしたキャラクターが登場し、訪れた人を温かく出迎えている。
同園を身近に感じてもらおうと、学芸員の松田恵さん(32)が昨夏に「ミニグラバーくん」を作製。休日などにイラストを描いて型紙をつくり、生地を裁断して手縫いした。
史実ではツルと温かな家庭を築いたとされるグラバー。松田さんは、そんな2人を現代でも再会させようと6月、「ミニツル」の作製を始めた。2人は七夕に無事、同園の公式ホームページで“共演”を果たした。松田さんは「明治から令和へと移り変わっても、2人の愛は永久に不滅です」。
ミニグラバーくん、ツルさん 心温まるお出迎え
- Published
- 2019/07/14 12:44 (JST)
- Updated
- 2019/07/14 16:08 (JST)
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