交通事故防止に「厳しい法律を」 児童ら意見交換

交通安全をテーマに開かれたシンポジウム=横浜市磯子区

 夏の交通事故防止運動(20日まで)に合わせ、交通安全をテーマにしたシンポジウムが12日、横浜市磯子区の市立屏風浦小で開かれた。代表児童9人が意見交換を実施。高齢ドライバーによる事故が相次ぐ事態を踏まえ、法整備を求める声が上がった。

 磯子署の主催で、6年生約100人が参加。署員の質問に児童が意見を述べる形式で進められた。

 事故防止に必要なこととして、佐藤希虹さん(12)は「今より厳しい法律」と指摘し、「安全運転できる人が増えると思う」などと話した。

 高齢ドライバーの事故を巡る質問には多くの手が挙がり、免許証の自主返納に関する意見が飛び交った。磯崎さくらさん(11)は「おじいちゃん、おばあちゃんに、自分から呼び掛けていった方がいいのかなと思った」と話した。

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