囲碁の第61期アマ宮崎本因坊戦(宮崎日日新聞社主催、日本棋院県連合会後援)の3次戦7月対局は14日、宮崎市の日本棋院宮崎支部であった。大山修二・七段格(宮崎)、奈須春樹七段格(日向)ら8人が勝ち、9月に行われる4次戦への出場を決めた。
大山七段格は日高康貴六段格(宮崎)と対局。中盤まで互角の形勢だったものの、寄せに入って白番の大山七段格がうまく立ち回り、接戦を制した。
奈須七段格は田部英進七段格(東諸)と対局。黒番の奈須七段格は序盤の失着で苦しい展開だったが中盤に盛り返し、相手にミスも出て中押し勝ちした。
3次戦8月対局は、11日午前10時から同支部で行う。7月対局の結果は次の通り。(左勝ち、▽印先番、コミ出し6目半、敬称略)
大山修二 7目半 ▽日高康貴
(宮崎) (宮崎)
橘 良 4目半▽小西登喜男
(宮崎) (延岡)
寺崎通洋 15目半 ▽田中龍音
(延岡) (日南)
桑名靖広 中押し ▽新留 守
(宮崎) (東諸)
▽武田文男 中押し 星野達哉
(宮崎) (日南)
▽吉田久遠 3目半 川畑敬史
(延岡) (都城)
野村圭悟 18目半 ▽近藤剛康
(延岡) (日南)
▽奈須春樹 中押し 田部英進
(日向) (東諸)