CAって身長が高くないとなれないの？
「CAは身長が高くないとなれない」とよく耳にしますが本当のところはどうなのでしょうか。
ずばりお答えすると、明確な身長制限があるわけではありませんが、身長が高い人が多いのは事実です。
170cmを超える人もCAの世界では珍しくありません。
160cm程度の一般的には普通と言われている身長でもCAの世界では小さい方です。
ではなぜ、CAには高い身長が求められるのか、身長が高くないと本当にCAにはなれないのか、お話いたします。
機内の収納スペースは背が高くないと届かない
なぜ身長が高い人が多いのでしょうか。
それは機内の収納スペースが高い位置にあるからです。
座席の上にある荷物収納棚をはじめ、キッチンの中の棚、壁についている扉など全てが高い位置にあります。
160cmの身長でも背伸びをしないと届かないことや、ステップに足をかけないと届かないこともあります。
そのためあまり身長が低いと業務が大変になってしまうという理由で、身長が高い人が多いのです。
最近は150cm代のCAも増えている！
しかし、CAは身長だけで選ばれているわけではありません。
中には160cmに満たない身長のCAもいますし、実際に156㎝程度のCAもいます。
777などの大型機だと、先ほど申し上げたように身長が高くないと業務に差し障ることもあります。
しかし、飛行機自体が小型化している時代。
小型機だと収納棚もそれほど高くはないので、身長によるハンディキャップも少なくなります。
LCCなどの出現もあり以前より身長による制限が少なくなってきているのも事実で、最近では150cm代のCAも増えてきています。
CAになりたいなら身長で諦める必要はない！
もちろん、背が低いからと悩む方もいらっしゃるかもしれませんが、身長で諦めてしまうのはもったいない！
身長で悩んでいる方は接客力や協調性、語学力など身長以外の要素を磨くことで、チャンスを生み出すこともできます。
