“イケメン大渋滞”も「皆さんのお友達になれるのは雪次郎しかいないんです」山田裕貴が猛アピール!!

7月13日、東京・二子玉川ライズで開催されたNHK連続テレビ小説「なつぞら」(月~土曜午前8:00)パネル展&スペシャルトークショーに、主人公・奥原なつ(広瀬すず)の幼なじみ・小畑雪次郎を演じる山田裕貴が登場。早朝から待っていた多くのファンに感謝するとともに、開始序盤からモニターに映されたドラマのオープニング映像に合わせて行進しながら全力で歌ったり、通りすがりの人にも「『なつぞら』に出演している山田裕貴です! 知らない人はWikipediaで調べてください!」と大きな声でアピールし会場を盛り上げた。

自身が演じる雪次郎について「朝ドラの中の休憩場所みたいな。雪次郎が出てくるとほっとするな、というキャラクターになればいいなと思いながら演じています」と明かした。また、「(なつの)生涯の心の友みたいな感じに見えたら」と言いつつも、「あわよくばなつが雪次郎のことを好きになってくれないかと。“雪次郎ロス”が起こるくらいの盛り上がり方をしてほしい」という願望も打ち明けた。

イケメン俳優が多数出演していることをMCに振られると、「そうなんです。山田をはじめイケメン俳優が…」と言いながら観客に投げキスをするサービスをして観客は大喜び。「国宝級の吉沢亮、清原(翔)くん、岡田将生さん、(中川)大志も出てるしイケメン大渋滞ですけれど、雪次郎は見てくださっている皆さんのお友達になれそうなキャクターに仕上げていこうと思っています!」とアピール。続けて「かっこいいと思うのは坂場くん(中川)かもしれない、天陽(吉沢)かもしれない。でも皆さんのお友達なのは?」と観客に呼びかけ「雪次郎!!」と返されると、満面の笑みを浮かべ「そうです、皆さんのお友達になれるのは雪次郎しかいないんです! 小畑雪次郎をよろしくお願いします」と叫ぶと客席からは大きな拍手が送られた。

また、普段から仲良しという“番長”こと門倉努役の板橋駿谷がモニターに映し出されるとうれしそうに笑顔を浮かべ、板橋の人となりを熱弁。さらにMCからドラマ内で歌われている「FFJの歌」をリクエストされると、握りこぶしをテンポよく振りながら披露。何に対しても全力で答える山田の熱い性格は、雪次郎のキャラクターにも反映されているとのこと。さらに、自身と雪次郎の家庭環境が似ているそうで「僕が生きてきたことが投影できるとしたら、今までのことも意味があったんだなと思える」と感慨深げに語った。

MCから夢をかなえる秘訣(ひけつ)を問われると「かなうかもしれないから夢にせず、すべて目標にしています」と力強く発言し会場をうならせた。続けて「この仕事はたくさんの人に応援してもらってなんぼ。今日は(自分を)好きになって帰ってもらおうと思っています。夢をかなえる秘訣、『人に好きになってもらう!』」と断言すると拍手が沸き起こった。

今後の目標を観客から質問され「『なつぞら』でたくさんの人に知ってもらう。僕らの世界は“知ってもらうこと”が重要なので、毎日一人でも味方を増やし、いろんな作品に出演することによって恩返ししていければ」と、ここでも多くの人から応援してもらうことが必要だと強調。しかし、それが押し付けには全く聞こえず、「応援したい!」と思わせる雰囲気が山田を魅力的にさせていた。

イベント終了後、「ありがとうございます!」と会場全体にくまなく手を振り続け、なかなかステージから降りない山田。MCに「もう(退場して)いいんですよ(笑)」と促され苦笑しながら会場を後に。山田の“人を愛する”気持ちが終始伝わる熱いトークショーとなった。

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