佐世保市営住宅の家賃326万円過徴収　3地区110世帯から

　佐世保市は16日、市営住宅の家賃算定を誤り、2016年4月から今年6月にかけて小佐々、宇久、江迎の3地区の110世帯から約326万円を過徴収していたと発表した。近く還付する。
　市住宅課によると、6月中旬に家賃算定の見直しをした際、算定で使う「利便性係数」に誤りが見つかった。担当職員が表計算ソフトに誤って高い数字を入力していた。1世帯当たり、計7万7400円～計1214円を過徴収していたという。
　同課は「複数人で数字を確認するなどして再発防止に努める」としている。