夏の高校野球の神奈川大会3回戦で17日、第1シードの桐光学園が県横須賀工を9―0の七回コールドで下し、4回戦進出を決めた。次戦は横浜南陵―川崎総合科学の勝者と対戦する。
桐光は先発した左腕冨田に失点はなかったが、球があまり走らず2回1/3で降板。後を受けた背番号1の左腕安達が4者連続見逃し三振を奪うなど3回2/3を投げて一人も走者を許さず、7三振を奪った。打っては4番も務める安達は、六回にソロアーチも放った。
野呂雅之監督は「冨田はまだ調子が上がらないが、やりながら上げていくしかない。ちょっと三回に1死満塁で併殺になるなど流れが悪かったけど、安達がよく切ってくれた」と話し、安達は「春に準優勝して手応えも感じているので、今年にかけて優勝したい」と次戦を見据えた。