持前の演技力で映画界で急浮上しているKis-My-Ft2・玉森裕太

ジャニーズの人気グループ「Kis-My-Ft2」の玉森裕太の評価が映画界で急浮上している。かねてより演技力は目を見張るものがあると評判だったが、さらにその評価を上げているようだ。

玉森は5月31日に公開した映画「パラレルワールド・ラブストーリー」に主演。東野圭吾原作で、2つの世界、パラレルワールドに迷い込んだ青年が真実を探すストーリーだ。ある映画関係者は「目標といわれていた興行収入にもわずかに届いていないこともあって、大ヒットという感じではないですね。この映画の公開前に同じ東野さんの原作で木村(拓哉)さんが主演した『マスカレード・ホテル』が大ヒットしちゃいましたから、その割を食った部分もあるでしょう。それに、映画では省略せざるを得ない部分も多かったようで、分かりづらいという反応も多々あったので、伸び悩んでいるのかも」という。

ただ、それでも玉森の演技は目を見張るものがあるという。前出の関係者は「玉森さんは4年ぶりの映画主演ですが、関係者の間ではやっぱり上手いよねという反応は多いですね。この映画をきっかけに使いたいと言い出す監督やプロデューサーも少なくないでしょう」という。

もともと玉森の演技はドラマなどでも評価は高かった。ある芸能プロ関係者は「キスマイはSMAPのマネージャーだった飯島さんが担当のグループだったけど、飯島さんがジャニーズを辞めてからの玉森は、以前ほど活躍の場が広がってないのは確か。今回の映画がいいきっかけになればいいのでしょうが」。自らの手で躍進のきっかけをつかめるか。(二浦誠)
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