
北松佐々町と北松歯科医師会は12日、災害が発生した際に歯科医師らが歯科医療救護活動に当たる協定を結んだ。
熊本地震では、避難所での口腔(こうくう)ケアの重要性が認識された。同会は迅速な救護活動を提供できる体制をつくり、平戸市と松浦市と協定を結んだ。町の要請を受け、歯科医や歯科衛生士を派遣する。
町役場で締結式があり、古庄剛町長は「町民の安心・安全のために必要不可欠な協定。心から感謝する」とあいさつ。安部重幸会長(62)は「災害時には速やかに町と協力して町民の健康維持に尽力したい」と話した。