マツダのブランド体験を美しいショールームで|東京・板橋に都心4店目の旗艦店がオープン

【関東マツダ 新本社屋/板橋本店 竣工式典(東京都板橋区) (2019年7月17日)】

マツダの世界観や顧客体験を表現する、東京で4店舗目の旗艦ショールーム

マツダの販売会社、関東マツダ(本社:東京都板橋区)は、関東マツダの新本社社屋と、併設する販売店舗の板橋本店を完成させ、2019年7月17日に竣工式典を行った。板橋本店のオープンは8月3日(土)から。

マツダでは、先代CX-5から始まった新世代商品群の展開や、最新技術の継続投入・水平展開などによる「ものづくり革新」で、マツダのブランド価値を高める施策を打っているが、これをさらに向上させるべく、店舗リニューアルや人材育成などに対しても積極的に投資を行っている。

中でも東京23区は日本の中心であり、プレミアムな輸入車の需要も高い“ブランド激戦”エリアだ。マツダのブランド価値を高めていくためにも、マツダの世界観や顧客体験を表現した旗艦ショールームが求められていた。当初はマツダ本社直轄のブランドショールーム導入も検討されていたようだが、東京をはじめ神奈川、埼玉、群馬と広範囲に商圏を持ち、120店舗を運営するマツダの有力ディーラー、関東マツダにその任が託されることになった。

ブランド力の向上がもたらす意外な効果

【関東マツダ 新本社屋/板橋本店 竣工式典(東京都板橋区) (2019年7月17日)】

2013年、関東マツダ 洗足店(東京都大田区)の店内改装を皮切りに、店舗外観を含めた全面リニューアルを2014年に目黒碑文谷店(東京都目黒区)、2016年に高田馬場店(東京都新宿区)でそれぞれ実施(洗足店も2015年に外観もリニューアル)。東京・首都圏のマツダブランド旗艦店として、3店舗がそれぞれ情報発信・体験拠点の重要な役割を果たすとともに、得られた知見は他店舗へも展開する。

こうしたブランド力の向上は、新規顧客の取り込みのみならず現ユーザーの満足度にも影響し、より熱心なマツダファンを生み出すことで「次もマツダ車を」となる率も自ずと上がる。さらに旗艦店の取り組みが店舗スタッフのモチベーションアップにつながったり、新卒や中途の社員採用にも良い影響があるなど、内外に様々な効能があるようだ。

そして今回新たに、東京23区の西北部をカバーし、埼玉にも隣接する好立地の板橋本店をブランド旗艦店に加えることで、全4拠点での広範囲な展開が可能となった。

広島出身の建築家がデザインを担当

【関東マツダ 新本社屋/板橋本店 竣工式典(東京都板橋区) (2019年7月17日)】

関東マツダ本社と板橋本店のリニューアルには、マツダ デザイン本部の監修のもと、マツダのふるさと広島県出身の建築家、谷尻 誠氏と吉田 愛氏が担当し設計された。

関東マツダ本社屋は地上8階建てで、1階から5階が板橋本店、6階から8階が本社機能となる。1階は路上の人やクルマから店舗の車両が見え、光の移ろいが感じられるショールーム、2階は自然光が差し込み居心地の良いショールーム、3階は現保有車と新車を並べることも出来る納車ルーム、そして4階にサービス工場という構成になっている。

外観の狙いは「削ぎ落された美しさ」。これはマツダデザインが目指す「引き算の美学」から考えられた。

関東マツダ本社・板橋本店 施設概要

【関東マツダ 新本社屋/板橋本店 竣工式典(東京都板橋区) (2019年7月17日)】

■敷地面積:1293.96平方メートル 建物延床面積:7684.67平方メートル

■詳細情報

1階エントランス 136.75平方メートル 1階展示スペース 48.61平方メートル

2階ショールーム 599.25平方メートル

3階納車ラウンジ 65.06平方メートル

店舗合計 849.67平方メートル

4階サービス工場 732.56平方メートル(車路・検査員室・車検/洗車機スペース含む)

関東マツダ 概要

■設立:1965年

■商圏:神奈川県/東京都/埼玉県/群馬県

■社員数:2205名

■年商:1218億円

■販売台数:31968台(2019年3月期)

■店舗数:120店舗

【関東マツダ 新本社屋/板橋本店 竣工式典(東京都板橋区) (2019年7月17日)】

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