投票用紙の2枚目、比例代表は政党名ではなく「個人名」で書く方が効く!?155人をイッキ見してお気に入りの候補者を探そう!| #参院選2019

いよいよ第25回参議院選挙(以下、参院選)も最終週に入りました。投票日である7月21日(日曜日)に多くの方が投票所へ行かれることと思います。既に期日前投票に行かれた方はご存知のように、参院選では1人が、選挙区と比例区(以下、比例代表)の2票を投票することになります。

>> 1分でわかる参院選の投票の仕組み

投票所へ行って受付を済ますと、1枚目となる投票用紙を受け取り、まずは選挙区の投票を行います。それは住まいの地域の選挙区に立候補している候補者から選択するのですが、それが済むと2枚目の投票用紙を受け取り、比例代表の投票へと移ります。

>> 投票方法(投票の流れ) 総務省の第25回参議院議員通常選挙の特設サイト

2枚目は、政党名、個人名、どちらを書いてもOK

参議院選挙の比例代表は、政党名を書くか個人名を書くことができ、どちらを書いても有効になります。(衆議院選挙は政党名しか投票できない)

「その政党そのものを応援しているから、当選するのは誰でもいい」なんて方は政党名を書きましょう。その政党が比例で何議席獲得できるのか?は得票数次第ですので、とても重要です。ただ獲得した議席に誰が座るのか?その順番は?というと個人名で書かれた多い順に埋まっていきますので、その党内での順位争いを勝たなくてはなりません。

なので、比例代表の候補者は、、選挙中は「2枚目(比例代表)は、党名ではなく、名前で書いてください!」と声高に叫ぶのです。

もう少し詳しい解説は「いまさら聞けない参院選の仕組み|選挙区と比例区」へ ※特定枠についての解説記事はこちら

お気に入りの候補者を当選させるには個人名で書く必要がある

政党に追い風が吹き、獲得議席が増えたとしても、自分が選ばれるかは別の問題になりますので、必死です。比例代表は議席争いが党内で行われますので、知名度ある候補者が名乗りを上げるのを歓迎しない声もあります。あなたにお気に入りの候補者がいる場合、その方が当選するために個人名を書いて(書いてくれる方を増やして)党内での順位を押し上げる事が重要です。

順位は党内での力関係にも関わってくる

押し上げられた事で、高い順位で当選した候補者は当然党内での発言力も増していきます。希望する委員会に所属できたり、政策に実現に一歩近づくことになります。もし、あなたが望む政策を掲げる候補者が比例代表にいたら、その方の名前を書いて順位を押し上げることは、あなたの望む社会への実現に近づくことになるかもしれません。

お気に入りの候補者はいないけど、それなら!と立ち上がった時、比例代表の候補者はどこで調べるのでしょうか?あいにくポスター掲示板には選挙区の候補だけで、155人の全国比例候補者を知る手立ては選挙公報くらいしかありません。

>>「残酷悲惨区」と言われる全国比例…当選しやすい“戦略”を解説

比例代表は155人、政党別も年代別などの絞り込みも可能なイッキ見用ページ

選挙ドットコムでは、全国区で立候補している155人を一覧で紹介しています。候補者の重点政策やSNSへのリンクなどもありますので、お気に入りの候補者が見つかるかもしれません。

155人の比例代表候補者一覧ページから、お気に入りの候補者を探す

政党の政策を見るには、参院選2019の各政党の公約を一覧で比較!政策・マニフェストから投票先を選ぼう|第25回参議院選挙 政党公約比較表 をご活用ください!

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