宮迫博之氏と吉本が契約解除 本人は「ギャラ飲み」を否定 なぜ謝罪して“やり過ごす”ことを選ばなかったのか

この人気番組を終わらせてしまう罪は非常に大きい(画像は『クイック・ジャパン79』より)

7月19日、吉本興業が闇営業の件で謹慎中だった雨上がり決死隊の宮迫博之さん(49)を契約解除したことを発表しました。

また、同日発売の写真週刊誌「FRIDAY」では、「宮迫博之 半グレ金塊強奪犯と『ギャラ飲み』」というタイトルにて、宮迫さんが大阪・北新地のキャバクラで店に居合わせた男性4人と撮影したという記念写真を掲載。その中の1人が福岡市で金塊を盗んだとして窃盗罪に問われている人物だということや、写真撮影後に男性たちから5〜10万円前後の謝礼を渡されたということなどが報じられています。

レギュラー番組を多数持つ売れっ子芸人の契約解除という、吉本興業にとってかなり痛手となってしまった今回の事件。引き金となったであろう今回の「ギャラ飲み」報道とはいったいどんな内容だったのでしょうか。

記事によると、くだんの写真が撮られたのは2016年7月27日、大阪の北新地にある人気キャバクラ。宮迫さんが友人と店で飲んでいたところ、2016年7月8日に福岡県のJR博多駅近くで7億6000万円相当の金塊を盗んだ6人グループのリーダー格だった人物を含む男性4人組に遭遇。その中の1人が宮迫さんと知り合いで、宮迫さんが男性に気づいて挨拶。その後、宮迫さんは男性たちとシャンパンで乾杯したり、記念撮影をしたり談笑するなど過ごし、自分の席に帰る際に4人組の1人から5〜10万円前後の謝礼を手渡されていたとのことでした。

「記事タイトルでは『ギャラ飲み』とありましたが、ギャラ飲みとは“謝礼(ギャラ)が支払われる飲み会”のこと。記事を読むと、宮迫さんは男性4人組と飲むためにキャバクラに出向いていたわけではなく、たまたま居合わせてファンサービスをしたから謝礼をもらったという感じですので、ちょっとタイトルが煽りすぎではないかと思いますけどね」(週刊誌記者)

本日の吉本興業の発表によると「会見の予定はございません」とのことで、宮迫さんはこのまま黙ってファンの前から姿を消すことになります。スポニチの報道によると、宮迫さんは今回のFRIDAYの記事について「キャバクラの待合で声を掛けられて写真を撮っただけで、そんな人からお金をもらうわけがない」と否定しているとのことでしたが…。また同紙では、関係者の証言にて、相方の蛍原徹さん(51)が「つらいけど宮迫が決めたことだから」と話していることも報じられていました。

「吉本を契約解除ということは、実質、引退ということになるのではないでしょうか。例え他事務所に移ったとしても、これだけの騒動を起こした宮迫さんを起用するテレビ局は無いでしょうし。何よりも宮迫さん本人が会見をしない意思を示しているということが、事実上の引退であることを物語っているように思いますね」

渦中の宮迫さんは今、何を思うのでしょうか……。(文◎小池ロンポワン)

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