走るのに最適なシーズン真っただ中! ロードバイクがそうであるように、周辺アクセサリーのデジタルガジェットの進化も目覚ましい。最旬製品であなたのサイクリングライフをより豊かなものに!
text:大屋雄一 photo:佐藤竜太
近年、デジタルガジェットの進化が著しい。一度買ってしまうと壊れるまで最新情報に触れる機会が減りがちだが、ロードバイクのハイエンドモデルがいつしかエアロ&ディスクブレーキで統一されたように、デジタルガジェット界もわずか2〜3年でガラリと様変わりしている。
今回紹介するのは、GPSサイコンが4種類と、電動コンプレッサーの合わせて5アイテムだ。前者については今年の4月号で特集を組んでいるが、あれから半年足らずでモデルチェンジ、あるいはファームウエアのアップデートで機能がさらに充実した製品が少なくない。特に目立つのはナビ機能の進化で、単に道を案内してくれるだけでなく、標高に関する情報が増えてきており、これは一般的な地図アプリにはない視点と言えるだろう。加えて、稼働時間が増加傾向にあるのも魅力的だ。
電動コンプレッサーは携帯ポンプの代わりになるもので、CO2ボンベが持ち込めない飛行機輪行においても活躍する。小さいながらもパワフルであり、注目を集めそうだ。
サイクルライフを充実させてくれる最旬デジタルガジェット。リンク先で詳しく紹介していこう。
デジタルガジェット、押さえておくべき3つのトレンド
TREND1 スマホと連携が当たり前に!
現代人のマストアイテムであるスマホと無線接続できるサイコンが次々とデビュー。電話やメールなどの着信を知らせるほか、サイコンの細かい設定をスマホ上で行ったりと、相互通信による拡張性がパワーアップ。これは使いこなすしかない!
TREND2 まわりを驚かせるアイテム
デジタルガジェットは見た目はもちろん機能もスマートだ。パンク修理の際、こんな小さな箱がものの数十秒でエアを充填してくれる。もう携帯ポンプやCO2ボンベに戻れない!
TREND3 見やすい充実のマップ機能
スマホの地図アプリをナビ代わりに使っている人も多いが、最近のGPSサイコンはマップ機能が充実しており、サイクリストにとって必要な情報を強化したモデルも。さらに、パワーメーターやズイフトとの連携を重視した製品も増えているのだ。
GARMIN
1989年に設立されたGPSデバイスのリーディングカンパニー。4種類のラインナップを展開するエッジシリーズはGPSサイコンにおけるマスターピースであり、世界中のサイクリストに愛されている。
LEZYNE
2006年に創業し、2011年にLED灯火類を発売するなど、アクセサリーメーカーとして存在感を高めているレザイン。GPSサイコンへの参入は2015年からで、豊富な機能や堅牢性の高さで一躍注目される。
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Pioneer
1947年に設立されたパイオニアは、カーオーディオやカーナビのジャンルで業界を牽引した存在。2013年には世界初となるペダリングモニターを発売し、国内でのパワーメーターの勢力図を書き換えた。
Wahoo
2010年設立のワフーフィットネスは、サイコンやスマートトレーナーなどを手掛けるアメリカンブランドで、近年はボーラ・ハンスグローエやカチューシャ・アルペシンなどをスポンサードしている。
FUMPA
ファミリービジネスとしてスタートしたオーストラリアのフンパポンプス。世界で最も小さく、すばらしいデザインのバッテリー駆動型自動コンプレッサーとしてサイクリストのために開発された。
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