深夜の新聞製作 親子25人が見学 本社編集、印刷現場など

紙面編集の様子を見学する参加者=長崎新聞社

 夜間の新聞製作現場を親子で巡る「ミッドナイト見学会」が19日、長崎市茂里町の長崎新聞社であり、小学生と保護者の12組25人が参加した。
 長崎新聞社が、子どもたちに新聞に親しんでもらおうと、新輪転機が稼働した2015年から夏休みに合わせて毎年開いている。
 参加者は映像やクイズで新聞づくりの工程などを学んだ後、午後11時半ごろから編集フロアを見学。このうち、整理部では記事に見出しを付けたり、紙面のレイアウトを考えたりする姿に興味深く見入っていた。
 印刷センターでは、輪転機で次々と紙面が刷り上がってくる様子も見学。刷り上がったばかりの新聞や大王製紙の記念品を受け取った。見学会は26日も開く。

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