桐光、今大会初失点もコールド勝ち 高校野球神奈川大会

【桐光学園-横浜南陵】1回、桐光逆転打

 夏の高校野球神奈川大会4回戦は20日、サーティーフォー保土ケ谷球場で桐光学園-横浜南陵が行われ、春季県大会準優勝で第1シードの桐光が11-1の五回コールド勝ちで22年連続のベスト16進出を決めた。

 桐光は初回に今大会初失点を喫したが、裏の攻撃で唐橋悠太(3年)が2点適時打を放つなど3点を返して逆転。二、五回にも加点してリードを広げた。守っては一回途中から救援した右腕谷村然(3年)が追加点を許さず、3戦連続のコールド勝ちにつなげた。野呂雅之監督(58)は「乱打戦ではなく、少ない失点でコールド勝ちできたことが良かった。公式戦でミスがない試合はないし、うちに運もあったと思う」と振り返った。

 桐光は22日の5回戦(11時・相石ひらつか)で横須賀総合と対戦する。

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