長崎県の大雨特別警報はすべて解除 引き続き土砂災害、川の氾濫に警戒を

 20日午後4時10分、気象庁は長崎県の大雨特別警報をすべて解除した。引き続き、大雨警報が発表されており、土砂災害等に警戒する必要がある。

大雨警報・注意報発表地域

特別警報解除でも引き続き最大級の警戒を

 九州北部、九州南部地方では、台風の影響や南からの湿った空気の影響により、大気の状態が非常に不安定となっている。広い範囲で土砂災害や洪水の危険度が高まっており、土砂災害や河川の氾濫に警戒が必要だ。
 特別警報が解除され、雨の弱まった地域でも土砂災害や川の氾濫の危険性は高く、特に記録的な大雨となった所では、雨量が少なくても土砂災害などの引き金になることがある。20日夜にかけても厳重な警戒を心掛けたい。また落雷や竜巻などの激しい突風に注意が必要だ。

20日午後4時10分の土壌雨量危険度(土の中の水分量)

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