参院選最終日の20日、各党代表や幹部の最後の訴えは| #参院選2019

第25回参議院選挙は7月21日が投開票日です。選挙戦の最終日となった20日、各党の党首や幹部は各地で最後の訴えを行いました。

自民党・安倍晋三総裁は東京・秋葉原で

自民党の安倍晋三総裁は東京都台東区の秋葉原で、「2012年12月、みなさんとともに日本を取り戻すことが出来た」と自民党が与党に返り咲いた時期を振り返るなどした後、立憲民主党の名前を今選挙で再三間違えたことなどに「毎回毎回、(選挙で)党名を変えないでほしい。悪いのは党名ではない」と野党に対する声を多く発しました。

公明党・山口那津男代表は東京・錦糸町で

公明党の山口那津男代表は、東京都墨田区錦糸町で「たとえ小さな声でも、国会議員、地方議員の連携でそれを政策として実現する、小さな声を聴く力を持っているのが公明党であります。他の政党には負けない実行力があります」と訴えました。

立憲民主党・枝野幸男代表は神戸で

立憲民主党の枝野幸男代表は神戸市中央区で「政治はなんのためにあるのか。強い者、ゆたかな者は自己責任でいいんです。でも、だれでもみなさん、人生を通じて自分の力でなんともならない時が何度もあるんじゃないですか。政治はその時のためにあるんじゃないですか」と、呼びかけました。

国民民主党・玉木雄一郎代表は広島で

国民民主党の玉木雄一郎代表は広島市中区で「広島の2議席がぜんぶ自民党に独占されたら、日本の政治は悪いほうに変わります。広島から平和の思いをしっかり代弁する。広島の責任として国会に送ってほしい」と、自民党の議席独占阻止を訴えました。

共産党・志位和夫委員長は大阪で

共産党の志位和夫委員長は大阪で「中小企業の支援、そして最低賃金は時給1500円目標にあげようじゃないですか。学生がアルバイトに追われ、奨学金の借金を何百万円も背負っている。こんな社会がまともな社会といえますか」と訴えました。

日本維新の会・松井一郎代表は大阪で

日本維新の会の松井一郎代表は大阪市中央区で「今年はお世話になりっぱなし。統一地方選挙から。大阪都構想、日本で初めて行政機構を変える試みで、抵抗勢力もたくさん。ここまでこれたのはみなさんのおかげ。政治家の身分を見直す」と聴衆に語りました。

社民党・吉川幹事長は村山富市名誉党首とともに大分で

社民党の吉川幹事長は大分県大分市で「一致団結して戦うことが出来た。今、お話があった(同席した)村山元総理(村山富市氏)のその思いを初日にうかがって、前に進むだけ、とおっしゃった。最後の最後まで、前に進み続けるだけ」と宣言しました。

れいわ新選組・山本太郎代表は東京・新宿で

れいわ新選組の山本太郎代表は東京都新宿区で「現場の熱を感じる選挙ですね。死にたくなる社会から生きていたくなる社会をみんなで実現するために、この熱い熱が放出されてるんですよね。見とけよ、永田町。この国に生きる人々をなめるなよ。食いものにするんじゃない」と、熱気と市民目線を強調しました。

幸福実現党・釈量子党首は東京・千代田区で

幸福実現党の釈量子党首は東京都千代田区で「私たち幸福実現党は、まず中国共産党の脅威にはっきりものがいえる国、その日本を実現していきたいと思っている、たったひとつの政党なんです」と訴えました。

NHKから国民を守る党・立花孝志代表は東京・秋葉原で

NHKから国民を守る党の立花孝志代表は東京都台東区の秋葉原で「NHKをぶっとばす、ということで。インターネットを使った直接民主主義。みなさんの声が直接、政治に届く、インターネットを使った政治をこれから行っていきます」と宣言しています。

オリーブの木・黒川敦彦代表は東京都内で

オリーブの木の黒川敦彦代表は、豊島区や北区など東京都内で街頭演説を行いました。

安楽死制度を考える会・佐野秀光代表は神奈川と東京で街頭演説

安楽死制度を考える会の佐野秀光代表は、神奈川県川崎市や横浜市、東京都内を街頭演説した後、自身のブログに動画を公開し「本当に安楽死制度を考える会で選挙をやってよかった」と語りました。

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