『交通安全仲良しPR隊』 動物のオブジェ 啓発に期待

交通安全仲良しPR隊

 長崎市大崎町の大崎バス停そばに“交通安全仲良しPR隊”が登場。本物と見まごう存在感で、話題を呼んでいる。
 発案したのは町内に住む野口一之さん(81)。自宅の玄関先に置いていたオブジェが、人の注意を引くことにヒントを得た。「人間が言えば角が立つことも、愛くるしい犬たちが呼び掛ければ素直に聞いてもらえそう」と交通安全の啓発に期待を寄せる。
 ネコや鳥など楽しげな仲間たちにあやかり、通学路を通る子どもたちに向けて「イジメ、ケンカいたしません」のメッセージも。大崎町を明るく盛り上げ、道行く人にくりくり目を光らせている。

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