エンゼルスが9回表4得点で勝ち越し 大谷5打数1安打

【エンゼルス6-2マリナーズ】@T-モバイル・パーク

エンゼルスは、前回登板で自己最短の2回途中3失点KOを喫したグリフィン・キャニングが5回4安打2失点の力投。キャニングのあとを継いだリリーバー4人は各1イニングを無失点に抑え、打線は2点ビハインドの4回表に追い付いたあと、9回表に4点を奪って勝ち越しに成功し、6対2でマリナーズを破った。8回裏の1イニングを三者三振で無失点に抑えた4番手のタイ・バットリーが今季6勝目(4敗)をマーク。マリナーズは、オープナーのマット・ウィスラーが初回を無失点に抑えたあと、2番手のウェイド・ルブランが5回4安打2失点の好投を見せたが、5番手のロエニス・エリアスが2/3回4失点と炎上し、今季2敗目(2勝)と喫した。

先発のキャニングが2回裏にディー・ゴードンの犠牲フライ、3回裏にオマー・ナルバエスのタイムリーで各1点を失い、2点のビハインドを背負ったエンゼルスは、4回表に反撃を開始。無死満塁からコール・カルフーンの併殺打の間に1点を返すと、続くケバン・スミスがセンターへのタイムリーを放ち、2対2の同点に追い付いた。試合はそのまま9回表に突入し、エンゼルスは二死一・三塁からデービッド・フレッチャーのタイムリーで勝ち越しに成功。さらにマイク・トラウトが左中間への31号3ランを放ち、試合を決めた。なお、エンゼルスの大谷翔平は定位置の「3番・指名打者」で先発出場。空振り三振、空振り三振、ショートゴロ、セカンドゴロ、レフトへのヒットで5打数1安打(打率.295)をマークし、今季7個目の盗塁も決めた。

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