投票率は50.42% 過去2番目の低さ

 参院選和歌山選挙区の投票率は50.42%で、前回(2016年)の55.29%を4.87ポイント下回り、過去3番目に低かった。過去最低は1998年の補欠選で46.61%。

 県内の全30市町村で前回の投票率を下回った。最も高かったのは北山村の81.40%(前回比1.14ポイント減)、最低は岩出市の44.35%(5.62ポイント減)。

 田辺市は50.92%(4.99ポイント減)、新宮市は56.72%(1.83ポイント減)。両市を含む県内9市の平均は47.65%(5.25ポイント減)と50%を割り込んだ。

 西牟婁郡は52.76%(5.23ポイント減)で、白浜町51.44%(5.02ポイント減)、上富田町51.98%(5.40ポイント減)、すさみ町62.49%(5.14ポイント減)。

 日高郡は66.12%(3.35ポイント減)で、6町全てで60%を上回った。東牟婁郡は58.96%(2.58ポイント減)だった。  男女別では、男50.84%(4.90ポイント減)、女50.05%(4.84ポイント減)で、投票率に大きな差はなかった。

 当日有権者数は81万6550(男38万1730、女43万4820)人。40万4861(男18万7648、女21万7213)人が棄権した。

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