【神奈川選挙区】立民・牧山氏「実績・経験をもとに働く」

当選が確実となり、支持者らと握手を交わす牧山氏=21日午後8時25分ごろ、横浜市中区の事務所

 立民・現職の牧山弘恵氏(54)は、当選確実が伝えられると午後8時すぎ、横浜市中区の事務所で「期間中、県内全域で励ましの声をいただいた。国会では皆さまのために体を張って公約を実現する」と声を弾ませた。

 4月の統一地方選を経て県内各地で増えた党所属の地方議員らに支えられた戦いを展開。支持団体・連合神奈川からの支援が国民民主党候補とに分散されたものの、無党派層への浸透で票を上積みした。6年前は次点候補と約2万票差で4議席目の当選だったが、今回は早々と支援者らの万雷の拍手に包まれた。

 「平和で安全な環境を子どもたちに残したい」と、選挙期間中はシンボルカラーのオリーブグリーンの洋服で臨んだ。暮らしの現場を知る2児の母として「安心を取り戻す」と消費税増税の凍結や社会保障の立て直しを主張。野党第1党として支持を集めた。

 3期目に向け、「2期12年間の実績と経験をもとに精いっぱい働く」と意気込んだ。

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