小田原市選管が投票用紙を二重交付か 「持ち帰り」で処理 横浜でもミス発覚

 21日に投開票された参院選で、投票を巡るミスが相次いだ。

 神奈川県小田原市では、比例代表の投票用紙が実際の投票者数より1枚多く使用されていることが21日の開票作業中に分かった。国府津保育園(同市国府津)に開設した投票所で投票用紙が1枚多く使用されており、市選挙管理委員会は二重交付と判断。ただ、投票者総数より投票総数が1票少なく、「持ち帰りと思われる票」として処理した。

 横浜市では、市立脳卒中・神経脊椎センター(磯子区)の入院患者1人が11日に不在者投票手続きを看護師に依頼。だが連絡ミスで手続きが行われず、患者は投票できなかった。21日午後7時半ごろ、患者が別の看護師に指摘して発覚した。

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