入居者殴った介護士に罰金命令 「暴言吐かれ我慢できなかった」

 介護支援施設の入居者に暴行を加えてけがを負わせたとして、横浜区検は22日、傷害の罪で、施設に勤務していた介護士の男性(58)=横浜市緑区=を略式起訴し、横浜簡裁は同日、罰金20万円の略式命令を出した。

 起訴状などによると、男性は7月2日、同市神奈川区の介護支援施設で、男性入居者(90)の顔を殴り打撲などのけがを負わせた、としている。

 県警によると、男性は当時、施設内の食堂で入居者の朝食の介助を担当。調べに対し、「暴言を吐かれ、我慢できなかった」と供述していた。

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