地方活性化重視すべき 参院選・識者談話

 今回の参院選は、公示直前に老後資金2千万円問題が浮上し争点となった。年金制度は財源確保など難しい問題を抱えているため、野党側から制度改善についての提言は目立たず、議論は深まらなかった。ただ、本県は他県と比べて県民所得が低く、宮崎日日新聞社の世論調査を見ても、年金問題への関心は高い。県民がそういう意識を持っているということを当選議員は十分に認識し、年金制度の維持改善に取り組んでほしい。

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