クイーン映画、野外で楽しんで 川崎競馬場で上映会

昨年川崎競馬場で開催されたねぶくろシネマの様子

 野外で映画鑑賞するイベント「ねぶくろシネマ」が27日夜、川崎市川崎区の川崎競馬場で開催される。無料で上映されるのは今年のアカデミー賞で4部門を獲得した「ボヘミアン・ラプソディ」。英国のロックバンド「クイーン」の伝記作品で、主催者は「名曲に合わせてみんなで歌って踊って、野外ならではの楽しさを味わってほしい」と来場を呼び掛けている。

 普段はレースの模様を映し出す幅72メートル、高さ16メートルの巨大ビジョンが一夜限りの野外スクリーンになる。競馬場内の芝生広場にレジャーシートなどの敷物で座席を作る。飲食も会話も立ち歩きも自由で、ピクニック気分で映画を楽める。

 野外上映のイベントは子どもたちと気兼ねなく映画を楽しみたいと、2015年に東京・調布市の父親たちが多摩川河川敷で企画したのが始まり。その後も全国各地で実行委員会を立ち上げるなどして開催を重ね、同競馬場では4回目となる。

 午後5時半開場で上映は同6時半から。場所取りは同4時からできる。事前申し込みは不要で、問い合わせは、ねぶくろシネマ公式サイト(https://www.nebukurocinema.com/)から。

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