新人・アルバレスが新記録を樹立 アストロズ6連勝

【アスレチックス1-11アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

メジャーデビュー以来、新人離れした打棒で強力アストロズ打線の一角を担っているヨルダン・アルバレスが、メジャー新記録を樹立した。2回裏に11号先制ソロを放ち、今季34打点目をマークしたアルバレスは、続く3回裏のタイムリー二塁打で今季35打点目。メジャーデビューからの30試合で35打点は、2001年にアルバート・プーホルス(当時カージナルス、現エンゼルス)がマークした34打点を上回る新記録となった。アルバレスの活躍もあり、アストロズは11対1でアスレチックスに大勝して6連勝。7回2安打1失点の好投で今季11勝目(5敗)をマークしたゲリット・コールは、アスレチックス打線から11個の三振を奪い、2年連続自身3度目となるシーズン200奪三振を達成した。

2回裏にアルバレスの11号ソロ、ジョージ・スプリンガーのタイムリー、ホゼ・アルトゥーベの押し出し四球などで4点を先制したアストロズは、3回裏に打線が爆発。ユリ・グリエルの19号2ラン、アレドミス・ディアスの6号3ラン、アルバレスのタイムリー二塁打、グリエルのタイムリーで大量7点を追加した。コールは4回表にマーク・キャナのタイムリー二塁打で1点を失ったが、7回106球を投げて失点はこの1点だけ。アスレチックス先発のホーマー・ベイリーは、3回途中8安打9失点の大炎上で今季6敗目(8勝)を喫した。なお、コールは今季の投球イニングが133回1/3の時点でシーズン200奪三振に到達。これは2001年のランディ・ジョンソン(当時ダイヤモンドバックス、130回2/3で到達)に次いで史上2番目のスピード記録となった。

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