2020年半ばまでに、地下鉄内全域でネット回線にアクセス、電話利用もできるようになるとロンドン交通局が発表した。「イブニング・スタンダード」紙が報じた。
まずは来年3月までにジュビリー線の東部に4G回線が導入され、ロンドン・ブリッジとウォータールー駅を除く、ウエストミンスターからカニング・タウン駅間が利用可能になる。
今後は全長2000キロ・メートルあまりのケーブル配線を張りめぐらせる予定で、工事は乗客の足を妨げないよう夜間に進められるとのこと。完成すれば、他の世界的な大都市のように、プラットフォーム、トンネル内を含む駅全体での利用が可能になるという。
ロンドン地下鉄は駅内でのWi-Fi接続は2012年に開始されたものの、細く曲がりくねったトンネル内では利用できないのが悩みの種だった。
