宮崎昆虫調査研究会長の岩崎郁雄さん(64)=宮崎市本郷=が、日本固有種のチョウ「ウラギンヒョウモン」の2新種が判明したと発表した。それぞれ「ヤマウラギンヒョウモン」、「ヒメウラギンヒョウモン」と名付けた。固有種のチョウの新種判明は44年ぶり。長年にわたり調査を続け、1年前に急逝した研究者仲間の遺志を継いで発表にこぎ着けた。県内で採取した標本を県総合博物館に寄贈した岩崎さんは「宮崎発の標本を基に今後、さらに研究が進めばうれしい」と話している。
チョウ2新種判明 宮崎昆虫研究会・岩崎さん命名
- Published
- 2019/07/24 10:00 (JST)