東京五輪開幕まで1年を告げる雷鳴と熱気

きょう水曜日は、西日本から東北にかけて、大気の状態が不安定です。日中は日差しが出る所が多いですが、午後は所々で雨雲が急に発達し、雷が鳴ることもありそうです。陸上競技で残り1周になると鐘が鳴るように、ゴロゴロという雷鳴が、東京五輪開幕まで残りちょうど1年となったことを告げる合図となりそうです。そして水曜日は、全国的に五輪に匹敵する熱気に包まれるでしょう。特に関東から西の範囲を中心に、30℃以上の真夏日が予想されています。ここ一番で力を発揮するアスリートのように、太平洋高気圧がいよいよ力を出してきて、この先は本格的な夏を迎えそうです。

気象予報士・山崎 貴裕

画像について:24日の天気予報。

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