川崎Fユニホームデザインのポスト 7種を設置

ユニホーム柄に新調されたポストに手紙を投函する子どもたち =川崎市中原区

 サッカーJ1川崎フロンターレの歴代ユニホームをデザインしたポストが23日、川崎市内にお目見えした。リーグ2連覇とクラブ創設23周年を記念した試み。全7区に1カ所ずつ設置され、地域への一層の浸透を図っていく考えだ。

 23が「文(ふみ)」と読めることから、大切な人に文章で気持ちを伝える機会にしてもらおうと企画。市や日本郵便南関東支社の協力で実現した。同支社によると、Jリーグクラブのユニホームがデザインされたポストは、大宮のホームタウンであるさいたま市内などで導入例があるものの、市内全区に設置するのは政令市で初めてという。

 デザインは各区によって異なる7種類。本拠地、等々力陸上競技場(中原区)の玄関口であるJR武蔵小杉駅前のポストには、クラブ創設の1997年と2016年に着用したユニホームがあしらわれている。

 23日には同駅前で除幕式が行われ、クラブが運営するサッカースクールの生徒やマスコットのふろん太、カブレラが手紙を投函(とうかん)。子どもたちは「中村憲剛選手、これからも頑張って」「レアンドロダミアン選手みたいになりたい」などと憧れの選手への思いを託した。

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